ベイスポ 2006 年 11月
忙しい時ほど要注意!
ハロウィンも終わり、サンクスギビングも目の前に迫ってきた。お店では商業価値の低いサンクスギビングを通り越して早々とクリスマス商品がところ狭しと並んでいる。七面鳥の飾りつけなどお呼びでないという感じだ。アメリカ全土で消費される七面鳥の数を数えれば、少しぐらい優遇されてもいいような気もする。
アメリカで一体何羽の七面鳥がサンクスギビングの日に食卓に登場するのだろう。我が家でも毎年一回七面鳥を焼く。この日ばかりは普段人気がない七面鳥も主役になれるはずなのだ。ところがそんな特別な日なのに我が家のゲストでも七面鳥はちょっとなどという方もいる。もちろん私はそんなわがままは断固として許さない。食べつけてないし、独特の鳥臭さとパサパサ感のある白身が原因だろうということはおおよそ察しがつく。
だが、私が丹精込めて焼き上げた七面鳥が食えないなど言語道断、無理やりにでも食べさせてやるというぐらい鼻息が荒い。私の七面鳥は旨い。食べたらそう言わなきゃヘソを曲げてしまう。それがこだわりの料理人気質というものだろう。
普段は優しく温厚な私もいざ前掛けをピシリと締め、包丁を握ると「こちら亀有公園前派出所」に出てくる本田がバイクにまたがった時のようにいきなり人格が変わり、こだわりの頑固オヤジに豹変するのだ。七面鳥を醤油で食べようとするものがいれば「ちょっと待った、そこの兄さん。七面鳥に醤油など邪道だ。日本人なら何でも醤油をブッ掛ければ良いというもんじゃないぜぇ。そりゃ、俺の焼いた七面鳥はそんじょそこらの七面鳥と違って、とびっきりジューシーさ。だがな、アメリカにはアメリカの伝統ってもんがあんだ。パサパサ感のある肉を美味しく食べるために濃厚なグレービー・ソースってもんがあるのを忘れちゃいけないぜ。今日ぐらいアメリカの伝統的な食いもんを味わってみちゃどうだい?おっと、そこのクランベリー・ソースも忘れずにな。ははぁ〜ん、肉に甘いソースなんてと思ってるな。フランス料理でも白身の肉に甘いソースを使うじゃないか、中華でも酢豚は甘いぜ。困るなぁ、そんな狭い了見じゃ」などとタラタラと能書きを垂れるのを聞く羽目になる。更に、油断していると、どんな七面鳥を仕入れるか、仕込み方、焼き方、食べ方まで話を聞かされるのだ。我が家のサンクスギビングとはそういう傍迷惑な日なのだ。
サンクスギビングを無事終えると晴れてクリスマス・ショッピングが解禁となる。この辺りから人々の目の色が変わり、ショッピング・モールの駐車場ではパーキング・スペースの奪い合いで今にも戦争が勃発しそうな勢いだ。この時期は、なぜか街全体が気ぜわしい。道路も混んでいる。仕事も何かと忙しくなる。そして師走に入れば、なぜか日本人は年内に仕事を片付けないと気がおさまらないので何かと無理をする。一体どうして日本人はこうも一年の節目にこだわるのだろう。悪い事ではないと思うが、そのために無理なスケジュールを自分自身に強いている方も多いのではないかと思う。仕事など、いくらやってもウジャウジャ湧いて出て来るもので切がない。切がないのに切をつけようとしてしまう。日本人の悲しい性だ。
人間、忙しい時ほど失敗するもので、余計な仕事を増やして更に忙しくなってしまう。不思議な事に自分でもどうしてこんな馬鹿なことをしてしまったのだろうと思うような信じられないミスを犯してしまうものだ。私なども見かけによらず、おっちょこちょいで気が短いので失敗だらけの人生だ。思わず自分のことを「バカ、バカ、バカ」と罵ってしまう。きっと人間誰しも似たようなものだろう。いや、もしかしてそんな大バカ者は地球上で私だけなのだろうか。皆もどうせ一緒だろうと勝手に一人合点して四十数年生きてきたのではないだろうな。
いやいや、やはりそんなことはないだろう。うちの家内や子供たちも私に負けず劣らずバカ者だ。おっともしかして、うちの家族だけがバカなのだろうか。なんとバカ揃いのバカ家族だったのだろうか。いや、「人間は愚かな生き物だ」とどっかの偉い人がいっていたような気がするから、まさかうちに家族だけに限ってバカなことをしているなんてことはないだろう。そんな話を患者さんとしていたら、一緒に来ていた幼稚園児に「バカって言っちゃいけないんだよ」と言われてしまった。幼稚園児に諌められる私はやっぱり正真正銘の大馬鹿者だった。
つい話が横道にそれていつもにまして品のない文章になってしまった。この文章はPG-13指定にして良い子には読ませないようにしなければならない。話を元に戻すと、忙しい時ほど失敗するということだ。私の患者さんを見ても忙しい時に限って怪我やギックリ腰になるものだ。やはり疲れが蓄積して、集中力が散漫になったり、無理をして頑張ったりしたせいである。忙しいので少しぐらい体調が悪くても仕事を休んだり、仕事を抜けたりしてまで治療に通う時間がないのだ。そうして無理をした結果、結局は身体が動かない状態になり、仕事どころではなくなってしまうのだ。
この忙しい時期、カリフォルニアでは雨なども降り出したりするので交通事故も多発する。事故で一番多いのが信号や渋滞、そしてストップサインで停車している時に後からぶつけられるものだ。要するに単なる前方不注意なのだ。携帯電話での通話中やカーステレオの操作、脇見が多いが、忙しすぎて考え事などで運転に集中してない人も多いのだ。私のクリニックでも交通事故による患者さんが急増するのが、この秋口だ。忙しさプラス日照時間の短縮で夕方が暗い、雨が降り出すという悪条件が重なれば当然のことと言えるだろう。せめて運転しているときは心穏やかに、そして運転に集中していきたいところだ。不幸にも交通事故にあったら、まず私に相談して欲しい。多くの患者が、事故直後はたいしたことがないのに、1週間、2週間して段々悪化してきてから来院される。早く治療に来れば、たいした事なかったねという程度のものでも、放置しておくと悪化してとても辛くなるのだ。
カイロプラクティックとは背骨を手術や薬なしで治療できる唯一の医療だ。背骨に起こった問題をそのままにしていれば時間の経過と共に悪化していく。そしてそれを解決できるのはカイロプラクティックしかないのだ。筋肉の張りや痛みが取れて症状が一時的に回復しても背骨の問題が残っていればやがて時間の経過と共に悪化し後遺症となって表れてくるのだ。だからカイロプラクティックがアメリカでは交通事故の怪我の治療に最も多く用いられる医療なのだ。
仕事が忙しい、子育てが忙しい、出張が忙しい、そんな時こそ普段にも増して健康管理が大切だ。あなたの健康はあなた一人の問題でもない。そんな忙しい時に倒れられたら周りが多大な迷惑をこうむる事になるからだ。仕事も疲れた身体では、プロダクティビティが上がらない。身体の調子が悪いとやる気も起こらないものだ。忙しい時ほどカイロプラクティックでしっかりと体調管理をしてプロダクティビティをあげて勉強、スポーツ、家事、育児、仕事と元気に頑張れるようにしないと。転ばぬ先の杖。忙しい時ほど要注意。カイロプラクティックで元気にこの忙しい時期を過ごしていただきたいものである。
ドクター岡井の機密情報
岡井クリニックではサンクスギビングにフードドライブを始めて早 10年が経ちました。そして、今年も更に張り切ってフードドライブを行います。
11月 17日 (金 )と 11月 18日 (土 ) の二日間に限り、缶詰 (英語表記のラベルのもの )をお一人につき
5個 持参して頂きますと初めての患者様は初診料を無料にさせていただきます。初診には問診、背骨検査、触診、レントゲン、そして結果報告が含まれます。既存の患者様には
メンテナンス治療が 一回無料で受けられるクレジット を差し上げます。
皆様の寄付によって多くの人々を助けることができるだけでなく、カイロプラクティックでの健康管理を始められるこの機会を是非ご利用ください。
お早めに日本語でご予約ください。
※集められた缶詰は Japanese American Citizens League を通して Second
Harvest Food Bank に寄付されます。