ベイスポ 2005 年 10月
健康は足元から
10月の始めに北加日本商工会議所のチャリティー・ゴルフ大会が開催された。素晴らしい秋晴れの中、多くの参加者が楽しくゴルフに興じられたことだろう。しかし、中には私のように苦しい辛いラウンドを経験し、人生の糧としてやむなくその結果を受け入れた方もいたことだろう。今回の大会はサンフランシスコ日本語補習校へのチャリティーであったので、親に似て出来のあまりよろしくない2人の子供達が日頃ご迷惑をお掛けしている手前もあり、喜んで参加させていただいた。このような大きなトーナメントは久しぶりだったので陰でこっそりと猛練習を積んで参加したのだが、その結果は惨憺たるもので実はあまり触れたくないのだが客観的に見ると面白いので恥を忍んであえて告白させていただく。
今年に入りゴルフのレッスンを真面目に取り、ここ3年ほどはほとんどラウンドもしていなかったので頑張ってラウンドもこなすようにしたら、レッスンと努力の結果みるみるハンディキャップも下がり我ながら満足のいく結果が出るようになってきていた。この分だと優勝してしまうかもしれないな、困ったなと心配していたのだが、その前の週ぐらいから調子が急降下し余計な心配となってしまった。トーナメントが開催されるゴルフ場はプレイしたことがなかったので下見がてら4回ほど通った。仕事が休みの木曜日、堅気の方は一生懸命お仕事をしている日なので目立たないように朝暗いうちからコソコソと起き出し、夜明けと共にスタートするパターンでラウンドをしていた。スコアもまずまずで、このコースはものにしたなと一人ほそく笑んでいたのだった。
ところがどっこい、本番の前の週辺りから仕事のし過ぎか右肩に張りを感じ、右腕に力がうまく入らないような感覚になった。ストレッチングで少し回復したが治療をしてもらおうと思いながらも、タイミングが合わずに患者の治療に追われて自分のことはつい後回しになってしまった。いつも患者さんに悪いところは早めに治療しないといけませんよといいながら自分がこの始末だ。そんなこんなで体調が優れないままバタバタとトーナメントの日を迎えてしまったのであった。体調が気になりつつも今までの努力の成果を発揮して皆の度肝を抜いてやり「岡井先生ってスゴイ!」と言わせてやろうじゃないかとヤル気満々で望んだのだった。
現実というのは厳しいもので、張り切っていた私のゴルフは3ホール目にして儚くもあっさりと終焉を迎えたのだった。まず出だしのホールがついていなかった。積極的にピンを狙って攻めたのだが後数十センチのところでバンカーにつかまってしまった。それも朝の濡れた砂のうえにライも悪い最悪の状態だ。私の未熟な腕ではかなり難しい。その心の不安が如実にショットに表れてしまい2打もバンカーで打ってしまった。4オン2パットのダボのスタートとかなり精神的ショックが大きかった。次のホールも不覚にもボギーを叩き、何となく嫌な予感がしてきた。
そして運命の3ホール目は池越えのパー3。今まで4回の練習ラウンド中3回はパーを取っているホールで挽回を期した。距離も私が一番得意とする距離で絶好のチャンスかに見えた。力まないようにスムーズなテンポを心がけてスイングするとちょっとダフリ気味のショットになり後一息で池を越えるというところで無情にもボールは池にポチャリ。どうしてだと信じられないような気持ちで池を見つめた。こんなことがあっていいはずがない。今まで一度もこの池には入れたことがない。まだ事実を受け入れられず信じられない気持ちで自分を見失ったまま慌てて打ち直しの球を打つとまったく一打目と同じショットで又もや無情にも池にポチャリ。「ウソだ!こんなの悪い夢を見ているに決まっている」と独り言をブツブツ言いながらひとつ大きめのクラブに代えた。
一生懸命冷静を取り戻そうとしながら次のショットを打った。又もや同じダフリショットだ。ボールは池にポチャリ。目の前が真っ暗になった。今までの練習は何のためだったんだと自問自答しながらヤケクソでボールを引っ叩くとどうにかボールはグリーン上に届いた。終わってみればそのホールでたっぷり10打も叩いていた。最初の3ホールで10オーバーとなってしまい私のその日のゴルフは実質終わったものも同然となってしまった。せめて私が大叩きしたホールがハンディキャップ・ホールに当たってくれればと祈ったが、残念ながら外れてしまった。自信満々で望んだ私だがまさに足元をすくわれた気持ちだった。
そんな悲惨なラウンドだった私のゴルフではあるが、一つ良かったのはドラコン賞が取れたことだろう。実は私はその日は秘密兵器を使っていた。最近クリニックでも患者さんの治療に合わせて使っているクツの中敷だ。これは足首の角度が左右対称でないない方や土踏まずが崩れてきている方、偏平足の方、外反母趾の方のためにその人の足の型を採ってオーダーメイドするもので、私も数週間前から自分用に作ったものを使用していた。私も寄る年波のせいか足の形が崩れてきて朝起き抜けに歩く最初の数歩の間、足の裏が痛むようになっていた。そしてここ数年自分の履くクツのサイズが少し大きくなって来ていたことも気になっていた。実はこれは足の裏のアーチが崩れることによって起こるのだ。このクツの中敷を使い始めて以来徐々に痛みも緩和され、自分が真っ直ぐ立てていることが実感できるようになってきた。そして、このオーダーメイドの中敷の会社の宣伝文句にドライバーショットが15ヤード伸びる、PGAプロも使用と書いてあった。伸び悩みの私にとってはとてつもなく魅力的なお言葉である。そのお陰か自分でもビックリするほどのドライバーショットをタイミングよく一発お見舞いすることが出来たのだ。
数年前から患者さんの足首の形が左右あまりにも違うのが非常に気になっていた。うつ伏せで寝てもらい両足をそろえて比べてみると歴然とした差があるのだ。クツも片方だけかかとが減ったり斜めに削れたりしている。今までは骨盤のズレによる影響が大きいだろうと一生懸命骨盤を矯正していたが治る方と治らない方がいる。治りが悪い方や問題が繰り返し戻ってくる方ほど足のゆがみや崩れが多いように感じ始めたのだった。そして、足についての勉強を積んでますますその考えに自信を持つようになった。背骨の土台は骨盤だが、そのもっと下の土台は足である。足の形が崩れれば骨盤や背骨に影響がないわけはない。そうやって患者さんを観察しているとほとんどの人が足に問題を持っている。この足の問題を矯正できればどんなにか身体のバランスのために良いだろうと思うようになり、立ち方や足のバランスをチェックする機械を購入した。スタッフ全員の検査をしたところ非常に興味深い結果が出てくる。スタッフに問いただすとやはり足の痛みや歩くときのバランスの悪さを薄々感じていた者ばかりだった。足元を正しく補正してあげることでよりバランスが取れた身体になることが可能なのだ。これから患者さん全員の足の検査をしてバランスを調べながら更にリサーチを重ねて行きたいと又もやヤル気満々だ。要するに健康もゴルフも足元が大切だということだ。
ハリケーン・カトリーナ救済寄付金ご協力ありがとうございました。
先日の感謝デーにおいて多くの方のご協力を得て$700以上の寄付をすることが出来ました。ご協力心から感謝申し上げます。被災者の方々が一日も早くもとの生活に戻れますようにお祈りしています。
喜んで出張姿勢ワークショップに伺います
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姿勢が良くなればどれだけの方の健康が向上されることでしょう。頭痛、肩こり、腰痛に限らず、視力の低下、内臓機能の不調や便秘など多くの問題が改善されるはずです。姿勢が大切なことは分かっているが、どうすればいいか分からないというう方はたくさんいるはず。姿勢を正すというのはただ背筋を伸ばすだけのことではありません。このワークショップでは姿勢の判断法、正しい姿勢のとり方、姿勢を変えるための体操の三部構成です。所要時間は30分から45分程で会社のお昼休みにもできます。場所もそれほど広いところでなくてもいいのでどこでも行なえます。お稽古グループ、仲良しのお友達の仲間、会社、宗教クループなど5人以上の方が集まればDr.岡井又はスタッフドクターが喜んで伺います。皆様の健康とカイロプラクティックの普及のために皆様の元へ参上いたします。料金は無料です。遠慮せずドシドシお電話ください。また、このワークショップはサンマテオとサンノゼの両クリニックで毎週月曜日の夕方に開催していますので、個人的に受講されたい方も遠慮なくご連絡ください。もちろん参加費は無料です。まずはお電話、メールででお気軽にご相談ください。
サンマテオ・クリニック 650-344-8743 サンノゼ・クリニック
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